『君の名は。』でどうしても腑に落ちない点を語りたい。
はいこんにちは。おすやろうです。
皆さんまだまだ記憶に新しいであろう、
昨年の夏からずーっと世間を騒がせている『君の名は。』。
とうとう、とうとうこのメガヒット映画がDVD・ブルーレイで発売されますね!!
僕も早速予約しました。ついでに漫画版も3冊まとめて注文。(小説版はもう持ってる)
この直近の5月の連休明けまでの興行収入はなんと約250億円!!
まぁあれだけたくさんの人が何回も映画館に足を運んだというのですから、
この数字も分からんでもないんですが、いやはや、
それにしてもトンデモナイ金額ですね( ˘•ω•˘ )
しかし、僕はこの時をずっ~っと、首を長くして待っていました。
また、同じ映画を2回も見たのは生まれて初めてでした。
何を言っているのか分からないと思います。
ただ、僕がアホにみたいに動揺しつつも喜んでいるのが伝わってくれれば嬉しいです。
と、前置きが長くなってしまったのそろそろ本題。
以下ネタバレ含みますので、
まだ観てないという方は読み進めるのは止めといてください(笑)
三葉よ、どうやって生き返った・・・
色々な解釈があると思いますが、
こんな考えもあるんだなくらいで、聞いてもらえればと思います。
彗星の衝突によって消滅した糸守町、
そして三葉達を救うため(この時は入れ替われるかは半信半疑だったと思われる)、
瀧くんはご神体のある山に登り、三葉の口噛み酒を飲んで、見事!入れ替わりに成功します。
衝突前の時間軸に戻るわけですね。
それでなんやかんやで、三葉達は無事彗星衝突前に避難を終え、
消滅の危機を逃れるわけです。
そして何年か後の未来に二人はまた巡り合い、ハッピーエンド、
めでたしめでたしを迎えるわけですが・・・
問題なのは、この未来はどこの時間軸なのか??という事です。
これは、同じ世界の過去に戻れるなんて事はない。
というのが前提の話になりますが、
本来の瀧くんの時間軸(正史)では、三葉達は完全に消滅してますから、
生き返りようがないんですよ。
肉体がないんです。魂がどうとかは置いといで。
ゲームや漫画の世界みたいに奇跡が起きて、
生きている肉体が突然現れるっていう事があれば別ですけど。
だから、最後再会するところ。
いや、お話的には全然、ハッピーエンドだし、僕もそれを望んでるし、
それが一番ベストだって事は分かってます。
でも、それはこの世の物理法則を無視しているんですよ。
どうやって『無』から『有』を生み出すんですか・・・
ファンタジーじゃないんですよ?(この映画はファンタジーか?)
どれだけ山の上で気持ちを伝えあったところで、
瀧くんの世界の三葉、糸守町は3年前に消滅しているんです。
紛れもない事実として。
『じゃあ、エンディングの三葉や糸守の人たちは何者なの?』
亡霊ですか?夢落ち?妄想??
と、色々考えれるんですが、僕の中ではこれが一番しっくり来たんです。
『もし、二人の住んでいる時間軸、世界線が全く違っていたとしたら??』
そう、パラレルワールド説です。
あたかも瀧くんの世界(主人公の世界)の中の、
過去の登場人物として描かれている三葉達ですが、
実は無数にある世界の中の一つ、
いくつもの可能性の中の一つの世界の三葉と、入れ替わりが起こっていたとしたら、
最後のエンディングも納得がいくんです。
(つまりエンディングは三葉の世界での出来事)
瀧くんと三葉、
ご神体の山の頂上で、二人は時と想いを越えて再会しますが、
実はそれだけではなく、次元(横の流れ、平行世界)を越えて思いを伝えていたんですね。
次元を越える愛・・・美しいじゃないですか!!彡(゚)(゚)
それ以降、お互いに記憶を無くし、(どこかで少しは覚えてるけど)
二人の時間は永遠に交じり合う事無く、お互いを忘れていくのです。
本来の瀧くんの世界は、もちろん糸守は消滅したままだし三葉も死んだまま。
瀧くんは完全に三葉も糸守も忘れて、変に思い悩むことなくハッピー?エンド。
おいおい!ひどすぎるじゃないか!!
って声が聞こえてきそうです。
でも大丈夫、まだ続きあります。
異世界の瀧くんと永遠の別れをした後、
瀧くんの最後の想いを胸に三葉は役割を無事果たし、糸守を救います。
これにより三葉の世界線では全員生存ルートが確定、
これで肉体ないじゃんっていう矛盾は解決します。
そして最後のエンディングに向かって三葉も瀧くんを忘れていくのですが・・・
しかしこの設定にすると、
瀧くんの最後の、まるで経験してきたかの様な物言いをどう処理するかって事になります。
実際に全てを経験した瀧くんは異世界の住人ですからね。(この仮説だとね)
三葉の世界の瀧くんが、そういった糸守の思い出や、
誰かを、何かを探している感覚。
そういうのを感じる事に疑問を持たざるを得ないですよね。
しかし、ここでお得意のご都合主義を展開しちゃいましょう。
『平行世界含む全ての世界の住人は、想いをリンクしている』
・・・・
ひょひょwwwwwwwwwwwwwww
キタコレwwwwwwここにきての超スーパーご都合主義wwwwwwwwwww
いや、でもなんか素敵な設定じゃないですか?これ。
遥か遠くの瀧くんの想いが、三葉の世界の瀧くんとリンクして、
この手で触れる事は出来ないけど、想いはまた、巡り合う・・・
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ファーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ちょっとキザキザし過ぎてて恥ずかしいですけどね。
たまにはいいじゃないですか、こういうのも。
まとめ
以上、長々と語ってしまいました。
まぁここで述べてるのは完全に僕の妄想なんで、不快に思われた方がいましたら、
変態が変態な妄想してると思って笑って下さい。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました。